Delphi コンパイル済みユニット ファイル（*.dcu）
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Delphi プロジェクトをビルドすると、RAD Studio は、プロジェクト内で、Delphi コンパイル済みユニット（DCU）ファイルを各ユニットに対して生成します。 これらのバイナリ ファイルを開いたり、プロジェクトとともに配布する必要はありません。
Delphi コンパイル済みユニット ファイルは、プロジェクト内の各ユニットのソース コードから生成される、中間のコンパイラ出力ファイルです。Delphi コンパイル済みユニット ファイルにより高速のコンパイルおよびリンクが可能になります。
サポートされているターゲット プラットフォームのいずれでも、Delphi プロジェクトを Delphi コンパイル済みユニット ファイルにリンクすることができます。
Delphi プロジェクトをビルドする際、Delphi のコンパイル済みユニット ファイルは、デフォルトでは、C:\Users\<user>\Documents\Embarcadero\Studio\Projects\<project>\<platform>\<build configuration> に、<unit>.dcu というファイル名で生成されます。
メモ: DCU ファイルはデバッグしている DLL ファイルと同じディレクトリ内、もしくは、デバッグ シンボル検索パス上になければなりません。そうでない場合、デバッガはデバッグ シンボルを見つけられなくなります。 これは、Win32 および Win64 プラットフォームにのみ利用可能です。 DCU 出力ディレクトリを変更するには、［プロジェクト｜オプション...｜Delphi コンパイラ］に移動します。 デバッグ シンボル検索パスを変更するには、［プロジェクト｜オプション...｜デバッガ｜シンボル テーブル］に移動します。