グリッドでの編集

提供: RAD Studio
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TDBGrid を使ったデータの表示と編集 への移動


実行時に以下のデフォルト条件が満たされると、グリッドを使って既存データを変更したり新しいレコードを入力することができます。

  • データセットCanModify プロパティが True である
  • グリッドの ReadOnly プロパティが False である

ユーザーがグリッド内のレコードを編集すると、各フィールドに対する変更は内部レコード バッファに記録されますが、ユーザーがグリッド内の別のレコードに移動するまでは登録されません。フォーム上の別のコントロールにフォーカスが移動しても、データセットのカーソルが別のレコードに移動しない限り、グリッドの変更は登録されません。レコードを登録するときに、データセットは、関連するすべてのデータベース対応コンポーネントについて、状態が変化しているかを調べます。変更のあるデータを含むフィールドを更新するときに問題が発生すると、グリッドにより例外が生成され、レコードは変更されません。

メモ: アプリケーションが更新をキャッシュしている場合、レコードの変更を登録しても内部キャッシュに追加されるだけです。背後にあるデータベース テーブルに登録されるのは、アプリケーションが更新を適用してからです。

別のレコードに移動する前にいずれかのフィールドで Esc を押すと、レコードに対する編集をすべて取り消すことができます。

関連項目