TDBGrid を使ったデータの表示と編集

提供: RAD Studio
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Vcl.DBGrids.TDBGrid コントロールを使用すると、データセット内のレコードを表形式のグリッドで表示したり編集することができます。

グリッド コントロールでのレコードの表示方法には、次の 3 つの要因が影響します。

  • 列エディタを使ってそのグリッドに定義された永続列オブジェクトが存在するかどうか。永続列オブジェクトを使用すると、グリッドやデータの外観を非常に柔軟に設定することができます。永続列の使い方については、「カスタマイズされたグリッドの作成」を参照してください。
  • グリッドに表示されるデータセット用の永続フィールド コンポーネントの作成方法。フィールド エディタを使った永続フィールド コンポーネントの作成方法の詳細は、「フィールド コンポーネントの操作」を参照してください。
  • ADT フィールドおよび配列フィールドを表示するグリッドについての、データセットの ObjectView プロパティの設定。「ADT フィールドと配列フィールドの表示」を参照してください。

グリッド コントロールには Columns プロパティがあり、このプロパティ自体が TDBGridColumns オブジェクトのラッパーになっています。Vcl.DBGrids.TDBGridColumns は、TColumn オブジェクトのコレクションで、グリッド コントロール内のすべての列を表します。設計時に列エディタを使って列属性を設定したり、実行時にグリッドの Columns プロパティを使って TDBGridColumns のプロパティやイベントやメソッドにアクセスすることが可能です。

次のトピックでは、TDBGrid コンポーネントの使用方法について説明します。

関連項目