トランスレーション マネージャでのリソース ファイルの編集
[リソース DLL ウィザード]を使ってプロジェクトに言語を追加したら、[トランスレーション エディタ]を使用してリソース DLL プロジェクト内のリソース ファイルを表示および翻訳できます。[トランスレーション エディタ]でリソース文字列を直接翻訳できるほか、文字列の翻訳を[トランスレーション リポジトリ]から取得したり翻訳文字列を[トランスレーション リポジトリ]に追加することができます。
リソース文字列を編集するには:
- 複数の言語のリソース DLL プロジェクトが組み込まれたプロジェクトを開きます。
- [プロジェクト マネージャ]で、リソース DLL プロジェクトのノードを展開して、編集できるリソース ファイルを表示します。.dfm ファイルにはフォームのリソースが格納され、.rc ファイルには、コードの resourcestring セクションで文字列定数として宣言されている文字列リソースが格納されています。
- 編集するリソース ファイルをダブルクリックします。[トランスレーション エディタ]が開き、リソース ファイルに格納されているリソース文字列が[トランスレーション エディタ]のテーブルに表示されます。
- 編集するセルをクリックし、新しいテキスト(翻訳)を直接編集エディタで入力します。
- あるいは、セルを右クリックし、編集するパラメータを[編集]メニューで選択します。
- また、テーブルの上のツールバーにある[複数行エディタ]アイコン()をクリックして複数行エディタを開くこともできます。
- 必要に応じて、[コメント]フィールドにコメントを入力します。
- 必要に応じて、[状態]フィールドに翻訳の状態を設定します。
- テーブルの上のツールバーにある[結果を保存]アイコン()をクリックして、リソース ファイルを更新します。
ヒント: 元のフォームまたは翻訳後のフォームを表示するには、テーブルの上のツールバーにある[元のフォームの表示]アイコン()または[翻訳されたフォームの表示]アイコン()をクリックします。
[トランスレーション リポジトリ]にリソース文字列を追加するには:
- [トランスレーション エディタ]でリソース文字列を編集した後で、トランスレーション リポジトリ データベースに追加する文字列を右クリックします。
- [リポジトリ|文字列をリポジトリに追加]を選択します。指定したリソース文字列がトランスレーション リポジトリ データベースに追加され、[トランスレーション リポジトリ]ダイアログ ボックスで確認できます([表示|トランスレーション マネージャ|トランスレーション リポジトリ]を選択)。
[トランスレーション リポジトリ]からリソース文字列を取得するには:
- 複数の言語のリソース DLL プロジェクトが組み込まれたプロジェクトを開きます。
- [プロジェクト マネージャ]で、リソース DLL プロジェクトのノードを展開して、これらのモジュールに含まれているリソース ファイルを表示します。
- 編集するリソース ファイルをクリックします。そのファイルに格納されているリソース文字列が[トランスレーション エディタ]のテーブルに表示されます。
- 翻訳するリソース文字列を右クリックし、[リポジトリ|文字列をリポジトリから探す]を選択します。選択したリソース文字列の翻訳が[トランスレーション リポジトリ]に 1 つしか含まれていない場合は、その翻訳がターゲット言語列にコピーされます。選択したリソース文字列の翻訳が[トランスレーション リポジトリ]に複数含まれている場合、デフォルトでは、最初に見つかった翻訳が取得されます。
ヒント: この動作を変更するには、 [ツール|オプション...|トランスレーション ツール オプション|リポジトリ]を選択し、[複数候補時の動作]オプションを変更します。