プロジェクトに言語を追加する

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[リソース DLL ウィザード]を使用して、プロジェクトに言語を追加できます。 追加する言語ごとに、ウィザードによってローカライズ済みリソース DLL プロジェクトが生成されます。 このローカライズ済みリソース DLL プロジェクトは、プロジェクト グループ内に生成されます。 各リソース DLL プロジェクトは、言語ロケールに基づいた名前の、個別のサブディレクトリ内に作成されます。

プロジェクトに言語を追加する

  1. プロジェクトをビルドします。
  2. IDE でプロジェクトを開いた状態で、[ファイル|新規作成|その他...|Delphi プロジェクト(または C++Builder プロジェクト|リソース DLL ウィザード]を選択して、[リソース DLL ウィザード]を開きます。あるいは、[プロジェクト|言語|追加...]を選択して[言語の追加]ダイアログ ボックスを開きます。これは[リソース DLL ウィザード]と同じ機能を提供するものです。
  3. ウィザードに表示されたリストでプロジェクトが選択されていることを確認し、[次へ >]をクリックします。
  4. プロジェクトに追加する言語の隣にあるチェック ボックスをオンにしてから、[次へ >]をクリックします。
  5. 追加する言語のリソース DLL プロジェクト用にウィザードが使用するディレクトリ パスを確認します。
ヒント: パスを変更するには、パスをクリックしてから、参照([...])ボタンをクリックして、別のディレクトリを参照します。
パス情報が正しく設定できたら、[次へ >]をクリックします。
  1. 作成するリソース DLL プロジェクトの[更新方法]を指定します。
    • 選択した言語のリソース DLL プロジェクトがまだ存在しない場合は、[更新方法]の列に[新規作成]と表示されます。[次へ >>]をクリックします。
    • 指定したディレクトリ内に選択した言語のリソース DLL プロジェクトが存在する場合は、[更新方法]の列をクリックして、[更新]または[上書き]を選択します。[更新]を選択すると、既存のリソース DLL プロジェクトが残され、それが変更されます。[上書き]を選択すると、空のリソース DLL プロジェクトが新規作成され、古いプロジェクトとそこに含まれるすべての翻訳が削除されます。[次へ >>]をクリックします。
  2. このウィザードで実行する処理の概要を確認して、[完了]をクリックすると、選択した言語のリソース DLL プロジェクトが作成または更新されます。ウィザードから .drc ファイルを生成するかどうかの確認メッセージが表示された場合は、[はい]をクリックします。プロジェクトで(事前にコンパイルされた .rc ファイルではなく)独自のリソース文字列を使用している場合には、.drc ファイルが必要です。(プロジェクトに独自のリソース文字列が導入されていないため)新しいファイルが必要ないことが確実である場合は、最後のダイアログで[DRC ファイルが見つからない場合スキップ]をオンにします。これにより、ウィザードでファイルが生成されなくなります(ファイル生成の確認メッセージが表示されません)。
  3. [はい]をクリックしてコンパイルを行います。[OK]をクリックして、プロジェクト グループを保存します。

生成されたリソース DLL プロジェクトには、元のプロジェクトにあるリソース文字列のコピーが、翻訳されないまま含まれています。

プロジェクトから言語を削除する

  1. プロジェクトを開きます。
  2. [プロジェクト|言語|削除...]を選択します。
  3. 削除する言語の隣にあるチェック ボックスをオンにしてから、[次へ >]をクリックします。
  4. [完了]をクリックします。

ウィザードにより、選択したリソース DLL プロジェクトがメイン プロジェクト ファイルから取り除かれます。ただし、ファイルやファイルの含まれるディレクトリが削除されるわけではありません。

プロジェクトに言語を復元する

  1. IDE でプロジェクトを開いた状態で、[ファイル|新規作成|その他...|Delphi プロジェクト(または C++Builder プロジェクト|リソース DLL ウィザード]を選択して、[リソース DLL ウィザード]を開きます。あるいは、[プロジェクト|言語|追加...]を選択して[言語の追加]ダイアログ ボックスを開きます。
  2. 該当するページで、ローカライズ対象言語のリソース DLL プロジェクトを復元する先の基本言語プロジェクトを選択します。[次へ >>]をクリックします。
  3. 次のページで、リソース DLL プロジェクトを復元する言語([アフリカーンス語]など)を選択します。[次へ >>]をクリックします。
  4. 次のページには、選択した言語と、その言語のリソース DLL プロジェクトのデフォルト パスが表示されます。このデフォルト パスは編集可能です。ここで、古いリソース DLL プロジェクトのディレクトリ パスを指定する必要があります。パスをクリックすると、参照([...])ボタンが表示され、さらにフィールドが直接編集可能になります。参照ボタンをクリックすると[フォルダの参照]ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスで目的のフォルダを参照し、[OK]をクリックして選択します。[次へ >>]をクリックします。
  5. 次のページには、選択した言語と、対応するリソース DLL プロジェクトの[更新方法]が表示されます。
    • 前のステップで選択したパスが、以前に基本言語プロジェクトから削除された既存のリソース DLL プロジェクトを指している場合には、[更新方法][更新]と表示されます。そのようなリソース DLL プロジェクトを基本言語プロジェクトに復元することができます。既存のリソース DLL プロジェクトに対して、基本言語プロジェクトのリソースで実装された変更が組み込まれます。[更新方法]の列をクリックして[上書き]を選択すると、既存の古いリソース DLL プロジェクトとそこに含まれる翻訳は削除され、新しいプロジェクトが作成されます。
    • パスが指す先に既存のリソース DLL プロジェクトがなければ、[更新方法]には[新規作成]と表示されます。
  6. [次へ >>]をクリックします。
  7. 次のページで[完了]をクリックします。

関連項目