接続のデータセットへのアクセス

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他のデータベース接続コンポーネントと同様、接続に関連付けられているデータセットへアクセスには、プロパティ DataSetsDataSetCount を使用します。ただし、dbGo には Data.Win.ADODB.TADOCommand オブジェクトも含まれており、これはデータセットではありませんが、接続コンポーネントと同様の関係を持っています。

TADOConnection のプロパティ CommandsCommandCount を使用すると、プロパティ DataSetsDataSetCount を使用して関連データセットにアクセスするのと同じ方法で、関連 ADO コマンド オブジェクトにアクセスすることができます。アクティブ データセットのみを一覧する DataSetsDataSetCount と異なり、CommandsCommandCount は、接続コンポーネントに関連づけられている、すべての TADOCommand コンポーネントへの参照を提供します。

Commands は、ADO コマンド コンポーネントへの参照の 0 開始の配列です。 CommandCount は、Commands にリストされるすべてのコマンドの総数を提供します。 これらのプロパティを一緒に使用することで、接続コンポーネントを使用するすべてのコマンドを繰り返し処理することができます。次のコードに例をしめします:

Delphi:

var
   i: Integer
begin
  for i := 0 to (ADOConnection1.CommandCount - 1) do
    ADOConnection1.Commands[i].Execute;
end;

C++:

 for (int i = 0; i < ADOConnection2->CommandCount; i++)
   ADOConnection2->Commands[i]->Execute();

関連項目