[更新の適用]ダイアログ
タイプ ライブラリ エディタの使用 への移動
[ツール|オプション...|タイプ ライブラリ]ページで[更新時に変更部分を表示する]を選択している場合(デフォルトではオンになっていません)、タイプ ライブラリを更新、登録、または保存すると、[更新の適用]ダイアログが表示されます。
このオプションがオフの場合、タイプ ライブラリ エディタで変更を行うと、関連するオブジェクトのソースが自動的に更新されます。このオプションをオンにしておくと、タイプ ライブラリの更新、保存、または登録時に、変更案を拒否する機会が得られます。
[更新の適用]ダイアログでは、発生する可能性のあるエラーについて警告が表示され、ソース ファイルには TODO コメントが挿入されます。たとえば間違えてイベントの名前を変更してしまった場合には、ソース ファイル内に次のような警告が書き込まれます。
- Because of the presence of instance variables in your implementation file,
- Delphi was not able to update the file to reflect the change in your event
- interface name. As Delphi has updated the type library for you, however, you
- must update the implementation file by hand.
(実装ファイルにインスタンス変数が存在していたため、Delphi は、ファイルを更新してイベント インターフェイス名の変更を反映させることができませんでした。Delphi によりタイプ ライブラリは更新されましたが、実装ファイルは手動で更新する必要があります。)
また、ソース ファイル内のそのすぐ上には、TODO コメントが書き込まれます。
メモ: この警告や TODO コメントを無視すると、コードのコンパイルは失敗します。