VCL コンポーネントでデザイン ガイドラインを使用する

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VCL のデザイン ガイドラインは、フォーム デザイナで要素を選択し、他の要素との位置関係の中で動かしたときに表示されます。このガイドライン(上、下、右、左、中央)を使用して、ボタンやリスト ボックス、あるいはテキスト キャプションといったコントロールを含む要素の位置揃えをすることができます。Delphi または C++ のアプリケーションでデザイン ガイドラインとその関連機能を使用すると、フォーム上の他のコンポーネントとの関係を "意識している" コンポーネントを設定できます。


デザイン ガイドラインを表示し使用するには:

  1. [ツール|オプション...|環境オプション|フォーム デザイナダイアログ ボックスの[デザイナ ガイドラインの使用]をオンにして、デザイン ガイドラインを有効にします (デザイン ガイドラインは、デフォルトでオンになっています)。
  2. フォーム デザイナ上でビジュアルな要素を移動するときには、次に示す複数の方法で要素の位置揃えを制御することができます。
    • 要素間に表示されるデザイン ガイドラインを使用する。たとえば、デザイン ガイドラインを頼りに、選択した要素の下端と近くの別の要素の下端を揃えたり、要素と近くの別の要素を中央で揃えることが可能です。
    • コントロールの上にマウスを置くと現れるポップアップ ウィンドウに表示された値を使用する。ポップアップ ウィンドウには次の内容が示されます。
      • 左上座標: 左上隅の x 座標および y 座標(水平、垂直)
      • サイズ: 幅 x 高さの座標
      • タブ ストップ True/False
      • タブ順: グループ内における選択された要素の相対的な順序
    • [オブジェクト インスペクタ]を使用する。
      • Align プロパティの値を指定します(alTop、alBottom、alLeft など)。
      • Anchors プロパティの値を指定します(akTop、akLeft、akRight、または akBottom)。


関連項目