メタデータ文の入力

提供: InterBase

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この円周で、CREATE DOMAIN 文を使用して、後で列のデータ型を指定するために使用する、ドメインを作成します。

Image 025.jpgドメインをいくつか作成する

次の演習では、4 つのドメインを定義します。 最初の 3 つでは、データ型のみ指定します。 4 つ目は、より複雑になります。 それぞれの場合において、ドメインは、名前を付けられたときの列に対してだけでなく、他の複数の列に対しても利用することができます。

メモ: この演習を開始する際には、TUTORIAL データベースへ接続できていなければなりません。

1. SQL アイコン(ISQLButton.png)をクリックし、次のコードを SQL 文領域に入力して、FIRSTNAME という名前のドメインを、データ型 VARCHAR(15) で定義します。

CREATE DOMAIN FIRSTNAME AS VARCHAR(15)

2. 文を実行します: ExecuteButton.png をクリック、〔F5〕を押す、または、[クエリー|実行する] を選択します。 さらに 2 つのドメイン、LASTNAME と EMPNO を作成します。 各文を個別に実行してから、次の文を入力してください。

 CREATE DOMAIN LASTNAME AS VARCHAR(20)
 CREATE DOMAIN EMPNO AS SMALLINT

3. 次に、次のコードを入力および実行して、部署番号のためのドメインを定義します。 ドメインは、3 文字の文字列として定義されます。 データ型の他に、部署番号が「000」(アルファベット順で 0 から 999 の間)か NULL であることを確認するための、チェック制約を含めます。 これを入力する際には、括弧と引用符に注意を払ってください:

 CREATE DOMAIN DEPTNO AS CHAR(3) 
      CHECK    (VALUE = '000' 
         OR (VALUE > '0' AND VALUE <= '999') 
         OR VALUE IS NULL)

ヒント: 括弧がある SQL 文を入力する際には、少し時間を取って、左括弧と右括弧を数え、それらが同じ数であることを確認してください。 SQL コードにおけるエラーの多くは、括弧の不一致に起因しています。 上記の例では、入れ子になっている括弧があります: CHECK 句は、括弧で囲まれています。この句には 3 つの部分(A OR B OR C)が含まれており、その第2部分には、さらに多重部分(A AND B)を保有するための括弧があるからです。

上の CREATE DOMAIN 文は、ユーザーがその構文を理解しやすいよう、複数行に分割されています。 InterBase は、文を解析する際に、これらの改行は無視します。 実行する前に、文はすべて入力してください。

CREATE 文は DDL (データ定義言語)文であるため、作業をコミットする必要はありません。 このチュートリアルの最初の段階のセッションの設定のところで、[DDL の自動コミット] をオンにしてあるので、これらすべての DDL 文は、自動的にコミットされています。

メモ[トランザクション|コミット] を選択して永続化することで、SQL 文を手動でコミットすることができます。 この方法では、コミットされていないどの DML 文や DDL 文も、コミットすることができます。

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