System.SysUtils.FileOpen

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Delphi

function FileOpen(const FileName: string; Mode: LongWord): THandle;

C++

extern DELPHI_PACKAGE NativeUInt __fastcall FileOpen(const System::UnicodeString FileName, unsigned Mode);

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
function public
System.SysUtils.pas
System.SysUtils.hpp
System.SysUtils System.SysUtils


説明

指定されたアクセス モードを使用して、指定されたファイルを開きます。

FileOpen を使用して、ファイルを開き、ファイルのハンドルを取得します。アクセス モード値は、fmOpen 定数のいずれかと、File のオープン モード定数で定義された、fmShare 定数のいずれかと論理和をとることによって作成されます。戻り値が INVALID_HANDLE_VALUE ではなかった場合、関数は成功したことになり、値は開かれたファイルのファイル ハンドルとなります。 戻り値が INVALID_HANDLE_VALUE だった場合、それはエラーが発生したことを意味します。

Mode パラメータは、開くモードおよび(可能であれば)共有モードから構成されます。 オープン モードには、次のいずれかの値を指定します。




意味

fmOpenRead

読み取り専用でファイルを開きます。

fmOpenWrite

書き込み専用でファイルを開きます。 ファイルへの書き込みにより、現在の内容は完全に置き換えられます。

fmOpenReadWrite

ファイルを開き、現在の内容を置き換えるのではなく、変更する。




共有モードには、次のいずれかの値を指定します。




意味

fmShareCompat

共有は、FCB が開かれる方法と互換性がある。

fmShareExclusive

他のアプリケーションは、いかなる理由でもファイルを開くことはできない。

fmShareDenyWrite

他のアプリケーションは、ファイルを読み取り用に開くことはできるが、書き込み用に開くことはできない。

fmShareDenyRead

他のアプリケーションは、書き込みのためにはファイルを開けるが、読み取りのためにはできない。

fmShareDenyNone

他のアプリケーションによるファイルの読み取りおよび書き込みを回避する処理は行われない。




メモ: FileOpen といった非ネイティブ Delphi 言語ファイル ハンドラの使用は、推奨されません。これらのルーチンは、システム ルーチンにマッピングされ、通常の Delphi ファイル変数ではなく、OS のファイル ハンドルを返します。これらは、低層のファイル アクセス ルーチンです。通常のファイル操作では、AssignFile、Rewrite、Reset を代わりに使用します。

関連項目

コード サンプル