System.SysUtils.TryStrToDateTime

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Delphi

function TryStrToDateTime(const S: string; out Value: TDateTime): Boolean;
function TryStrToDateTime(const S: string; out Value: TDateTime; const AFormatSettings: TFormatSettings): Boolean;

C++

extern DELPHI_PACKAGE bool __fastcall TryStrToDateTime(const System::UnicodeString S, /* out */ System::TDateTime &Value)/* overload */;

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
function public
System.SysUtils.pas
System.SysUtils.hpp
System.SysUtils System.SysUtils


説明

文字列を TDateTime 値に変換し、Boolean 成功コードを合わせて返します。

TryStrToDateTime を呼び出すと、日時を示す文字列を解析することができます。 S に有効な日付が含まれていない場合は、TryStrToDateTime は、False を返します。

S パラメータは、現在のロケールの日時形式を使用しなければなりません。 米国では、これは一般に MM/DD/YY HH:MM:SS 形式になります。 A.M. または P.M. を指定するかどうか、また秒まで指定するかどうかは自由です。 A.M または P.M が指定されない場合は、24時間制(例、7:45 P.M. は 19:45 と入力)が使用されます。

0 ~ 99 の年の値は、TwoDigitYearCenturyWindow を使用して変換されます。 この値は、グローバル変数(第1形式)または AFormatSettings パラメータのフィールド(第2形式)に保持されます。 さらなる情報については、「通貨およびDate/時刻の形式変数」を参照してください。

TryStrToDateTime の第 1 の形式は、グローバル変数に含まれているローカライズ情報を使用するため、スレッド セーフではありません。 TryStrToDateTime の第 2 の形式は、AFormatSettings パラメータに含まれているローカライズ情報を参照し、スレッド セーフです。 TryStrToDateTime のスレッド セーフ形式を呼び出す前に、AFormatSettings にローカライズ情報を入れる必要があります。 AFormatSettings にデフォルトのローカル値セットを入れるには、TFormatSettings.Create を呼び出します。

関連項目