System.FileMode
Delphi
FileMode: Byte = 2; { Standard mode for opening files }
C++
extern DELPHI_PACKAGE Byte FileMode;
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
variable | public | System.pas System.hpp |
System | System |
説明
Reset 手続きで開かれた型付きファイルや型なしファイルのアクセス モードを示します。
Delphi コードでは、Reset 手続きを使って型付きファイルや型なしファイル(テキスト ファイルは対象外)を開くときに使用されるアクセス モードは FileMode で決まります。
FileMode 変数に割り当てられるファイル オープン モードは、System.SysUtils 上の Constants リストで定義されています。 デフォルトの FileMode は 2(読み書きアクセス)です。 FileMode に別の値を割り当てると、それ以降のすべての Reset 呼び出しでそのモードが使用されます。
次の表は、利用可能な FileMode 値を示しています:
FileMode 値 | バイト値 |
fmExclusive | 4 |
fmOpenRead | 0 |
fmOpenReadWrite | 2 |
fmOpenWrite | 1 |
fmShareCompat | 0 |
fmShareDenyNone | 64 |
fmShareDenyRead | 48 |
fmShareDenyWrite | 32 |
fmShareExclusive | 16 |
メモ: 読み取り専用ファイルに対して Reset を呼び出す場合は、その前に必ず FileMode をリセットしてください。 ファイルから読み取るだけであったとしても、デフォルトの FileMode 値(読み書きアクセス)では読み取り専用ファイルを開くことができません。
警告: FileMode は、スレッドローカル変数ではなく変数として宣言されています。 そのため、この変数はスレッドセーフではありません。