10.2 Tokyo - Release 1

提供: RAD Studio
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Note:

10.2 Tokyo - Release 1 は、Delphi 10.2 Tokyo、C++Builder 10.2 Tokyo、RAD Studio 10.2 Tokyo の更新プログラムであり、アップデート サブスクリプションに現在加入されているすべてのお客様にご利用いただけます。

10.2 Tokyo - Release 1 には、次の新機能、機能強化、および不具合の修正が含まれています:

  • Delphi Linux サーバーの、RAD Server および DataSnap の両方に対するパフォーマンス強化。.
  • Delphi および C++ のコンパイラおよびリンカの更新。特に Windows 10 Creators Update でのデバッグ時における、パッケージの読み込みの問題を解決します。
  • iOS App Store ターゲット時の、iOS および Xcode の最新バージョンのサポート(iOS 10.3 および XCode 8.3.2)。
  • FireDAC の MSSQL 2012、2014、2016、ODBC Driver 13 に対するサポート
  • 大規模プロジェクトのリンクに関連する、顕著な C++ リンカの向上。
  • ランタイム ライブラリおよび VCL における修正と機能強化。
  • コントロールのレンダリングおよびパフォーマンス周りの Android の追加機能強化、および、Android N での TEdit の問題の修正。
  • InterBase 2017 の排他レベルトランザクション待機時間に対する FireDAC サポート。
  • ftInteger および ftLongWord のフィールドのための DataSize における変更。これによりプラットフォーム依存型 LongIntLongWord (変更が 64 ビット Linux および 64 ビット iOS プラットフォームにしか反映されない)の使用が回避できます。また関連する変更が SetFieldData および GetFieldData にもなされています。
  • Quality Portal にて顧客から報告された 140 以上の問題の修正。

Release 1 ではまた、Tokyo Toolchain ホットフィックス(2017/5/2 リリース)および Android 互換性パッチ(2017/6/22 リリース)からの機能強化も含んでいます。能およびバグ修正すべての一覧を見るには、ここをクリックしてください。

メモ: 更新サブスクリプションの有効なユーザーでない場合、10.2 Tokyo - Release 1 をダウンロードおよびインストールすることはできません。

10.2 Tokyo - Release 1 を取得する

10.2 Tokyo - Release 1 は、インストーラ(機能インストーラ)や ISO(オフライン インストーラ)の形式で、登録ユーザー Web ページから入手可能です。

10.2 Tokyo - Release 1 のインストーラは、次の登録ユーザー ダウンロード ページから、ダウンロードすることができます:

10.2 Tokyo - Release 1 インストールする

  1. インストーラを実行します。インストール ウィザードは、10.2 Tokyo - Release 1 をインストールする前に、RAD Studio 10.2 Tokyo を検知し、アンインストールします。設定は保持されます[1] を使用したことを意味しますが、念のため、移行ツール を使用することも可能です。
  2. 10.2 Tokyo - Release 1 をインストールします:
    • 機能インストーラをダウンロードした場合には、インストーラを実行します。
    • オフライン インストーラをダウンロードした場合には、ISO をマウントし、install_RADStudio.exe を実行します。

インストールは、次のいずれかのオプションで実行できます:

  • 機能インストーラ: インストールする RAD Studio 機能の初期セットを選択することができます(プログラミング言語、ターゲット プラットフォームの特定の組み合わせのサポートや、言語サポート、またはヘルプ リソースなど)。詳細情報については、機能インストーラを参照してください。
  • オフライン インストーラ: 動作しているインターネット接続がないシステムへ RAD Studio をインストールすることができます。RAD Studio をインストールした後、オフライン インストーラでは、追加機能のインストールやインストールした機能の削除を行うことができます。 詳細については、「オフライン インストーラの利用」を参照してください。


  1. 1 既存のインストール設定を保持するには、10.2 Tokyo をインストールした際に使用したのと同じインストーラ(オフライン インストーラまたは機能インストーラ)を使用して、10.2 Tokyo - Release 1 をインストールすることをお勧めします。使用するインストーラを決定するには、IDE が 管理プラットフォーム オプションをツール メニュー以下に表示しているか確認します。メニュー項目が利用可能な場合には、機能インストーラ

  2. メモ: インストールが完了した際、Windows SDK をアンインストールする か聞かれたら、キャンセル をクリックしてください。RAD Studio 10.2 Tokyo および RAD Studio 10.2 Tokyo Release 1 における Windows SDK のバージョンは同じです。

    プラットフォーム アシスタントの更新

    OS X や iOSをターゲットとするクロスプラットフォーム アプリケーションを開発するには、プラットフォーム アシスタント サーバーが必要です。 RAD Studio 10.2 Tokyo Release 1 には、プラットフォーム アシスタント インストーラの新しいバージョンが同梱されています(setup_paserver.exePAServer19.0.pkg を含む)。インストーラ ファイルは、PAServer フォルダにあります。

    プラットフォーム アシスタントの以前のバージョンのアンインストール

    Mac の場合、プラットフォーム アシスタントをアンインストールする必要はありませんが、以前のバージョンを削除したければ ゴミ箱に入れる コマンドで削除することができます。

    Windows では、Uninstall PAServer.exe を使用して、プラットフォーム アシスタントをアンインストールします(推奨)。 この Uninstall プログラムは、プラットフォーム アシスタントのインストール ディレクトリにあります。

    メモ: (各バージョンを実行するポートが違っていれば、1 つのシステム上で複数のバージョンのプラットフォーム アシスタントを共存させることができます。)

    10.2 Tokyo - Release 1 プラットフォーム アシスタントをインストールします。

    既知の問題

    IoT コンポーネントのインストール

    10.2.0 から 10.2.1 へアップグレードした後、GetIt パッケージ マネージャから Internet of Things をインストールする際、次のエラー メッセージが表示される場合があります。 "Problem when adding file "dcliotReg.pas" to the project."(ファイル "dcliotReg.pas" をprに追加する際に問題)
    レジストリと、パッケージの実際のステータス間でずれがあることにより発生しています。

    回避策としては、フォルダ C:\Users\<username>\Documents\Embarcadero\Studio\19.0\CatalogRepository\dcliot-250 を削除し、GetIt にそれをリフレッシュさせることを推奨します。 この方法を使用する際には、システムにすでにインストールされている他の IoT コンポーネントの設定が失われる点に注意してください。 代替手段としては、上記のファイルをシステムからコピーし、フォルダを空にし、その後既存の設定をマージする方法があります。

    関連項目