コード エディタのコンテキスト メニュー

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コード エディタ ウィンドウで右クリックすると、次のコマンドがコンテキスト メニューに表示され、選択することができます。

項目 説明 言語

[定義の検索]

型または変数が定義されている場所へナビゲートしてくれます。

Delphi

[関連へ移動]

選択された項目、型、メソッド、または変数に応じて、さまざまなナビゲーション オプションが表示されたポップアップ メニューを表示します。 [関連へ移動]を参照してください。

C++

[ソース/ヘッダーファイルを開く]

次のいずれかが実行されます。

  • コード エディタに実装ファイル(.cpp)が表示されている場合、ヘッダー ファイル(.h)が開きます。
  • コード エディタにヘッダー ファイル(.h)が表示されている場合、実装ファイル(.cpp)が開きます。

C++

[カーソル位置のファイルを開く]

現在のカーソル位置のテキストに名前が一致するソース ファイルを検索して、開こうとします。その後、次のいずれかが実行されます。

  • (存在する場合)当該ファイル名のソース ファイルが開きます。
  • (当該ファイル名のファイルが検索パスに存在しない場合)[開く]ダイアログが開き、開きたいファイルの位置を参照できるようなります。

ファイルは新しいコード エディタ ページに開かれます。

正しいファイルの特定に役立つよう、ユニット スコープ名が使われるようになりました。それぞれのプロジェクトに一連のデフォルト ユニット スコープがあり、IDE は、修飾子なしのユニット名が見つからなければ、そのデフォルト ユニット スコープを使ってユニットを検索します。 たとえば、FMX.Controls.pas にカーソルを合わせて[カーソル位置のファイルを開く]を選択すると、IDE はまずユニット スコープを設定した名前(FMX.Controls.pas)を検索し、次にスコープのないユニット名(Controls.pas)を検索します。 その後、IDE は、プロジェクトに定義されているすべてのユニット スコープを順にユニット名の前に付け、ファイルが見つかるか、ユニット スコープがなくなるまで、検索を行います。たとえば、Rtl.Controls.pasFmx.Controls.pas というように検索していきます。

両方

[カーソル位置の単語を検索]

ヘルプ システムを起動し、コード エディタで現在選択されている項目に一致するヘルプ トピックを検索します。

両方

[カーソル位置のクラスを補完]

宣言したクラス メンバのスケルトン コードを生成します。詳細は、「コード エディタ」を参照。

両方

[To-Do 項目の追加...]

[To-Do 項目の追加]ダイアログ ボックスを開き、To-Do 項目を作成してそれを[To-Do リスト]に追加できるようにします。

両方

[切り取り]

現在の選択部分を削除して、クリップボードに保存します。切り取り は、コード エディタ を使用しているときにはテキストに、フォーム デザイナ を使用しているときにはコンポーネントに対して機能します。

両方

[コピー]

現在の選択部分をクリップボードにコピーします。[コピー]は、コード エディタを使用しているときにはテキストに、フォーム デザイナを使用しているときにはコンポーネントに対して機能します。

両方

[貼り付け]

[切り取り]コマンドまたは[コピー]コマンドを使用してあらかじめ取り込んだ)クリップボードの内容を挿入します。[貼り付け]は、コード エディタを使用しているときにはテキストに、フォーム デザイナを使用しているときにはコンポーネントに対して機能します。

両方

[しおりの切り替え]

しおりを新しく設定するか、既存のしおりを削除します(サブメニューで選択した、しおりの番号を使用します)。「しおりを使用する」を参照。

両方

[しおりに移動]

コード エディタのフォーカスを、サブメニューで選択した番号のしおりが設定されている行に移動します。「しおりを使用する」を参照。

両方

[しおりのクリア]

現在設定されているすべてのしおりをクリアします。少なくとも 1 つのしおりが設定されている場合にだけ、有効になります。

両方

[デバッグ]

[ブレークポイントのトグル]

現在行のブレークポイントの設定とクリアを切り替えます。「ブレークポイントを設定し変更する」を参照。

[評価/変更...]

[評価/変更]ダイアログ ボックスが開きます。

  • エディタ トークンを右クリックした場合、選択したトークンが[評価/変更]ダイアログ ボックスで評価されます。
  • ホワイトスペースを右クリックした場合、[評価/変更]ダイアログ ボックスは空です。

[カーソル位置の単語を監視]

[次の文を設定]

命令ポインタの位置(EIP レジスタの値)をコード エディタの現在行に変更します。命令ポインタは、左マージンに CPUStackArrow.png で表示されます。 このコマンドは、特定のソース文をスキップしたい場合に使用します。 プログラム実行を再開すると、この文から実行が開始されます。 ステップ実行命令とは違って、[次の文を設定]では、デバッガはスキップした命令を実行しません。

現在のソース行が生成されたマシン コードを持つ場合にだけ、有効になります。生成されたマシン コードは、コード エディタの左マージンに青いドット(BlueDot.png)で表示されます。

注意: プログラム命令をスキップするとシステムが不安定な状態になりやすいため、このコマンドを使用するときには十分に注意してください。

[指定アドレスに移動...]

[指定アドレスに移動]ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスでは、シンボルを入力するか選択して、関連付けた位置の[逆アセンブル]ペインを開くことができます。

[CPU ウィンドウの表示]

[CPU]ウィンドウが開きます。

  • コードが生成されたソース行(青いドット BlueDot.png 付きの行)を右クリックした場合、[CPU スタック]ビューで選択されるアドレスは、そのソース行に対応するアドレスになります。
  • 青いドットの表示されていない行を右クリックした場合、選択されるアドレスは、EIP(命令ポインタの位置。CPUStackArrow.png で表示)になります。

[インスペクト...]

  • エディタ トークンを右クリックした場合、[デバッグ インスペクタ]が開かれ、選択したトークンにフォーカスが移動されます。
  • ホワイトスペースを右クリックした場合、[インスペクト]ダイアログが開かれ、[デバッグ インスペクタ]でインスペクトしたい式を入力できます。

[カーソル位置まで実行]

現在アクティブなプログラムを、カーソル位置の行まで実行します。

両方

[コメントの切り替え]

現在のコード行の先頭のコメント文字(//)を切り替えます。これにより、選択したコード行を簡単にコメントアウトできます。

両方

[コードの折りたたみ]

コード ブロック(関数、型宣言、プリプロセッサ領域指令、XML ドキュメント コメントなど)を折りたたみます。Ctrl+Shift+K+O を使用すると、[コードの折りたたみ]コマンドを無効(または有効)にすることができます。折りたたむコード ブロックの種類は、以下のものが選択できます。

[最も近いコード ブロック]

カーソルの位置に最も近いブロックを折りたたみます。

[名前空間]

現在のソース ファイルに含まれるすべての C++ 名前空間または Delphi ユニットを折りたたみます。

[型]

すべての型宣言を折りたたみます。

[メソッド]

すべてのメソッド定義を折りたたみます。

[領域]

すべてのプリプロセッサ領域を折りたたみます。Delphi の場合は「REGION」、C++ の場合は「#pragma region と #pragma end_region」を参照。

[ネストしたメソッド]

すべてのネストしたメソッドを折りたたみます。

[doc コメント]

Delphi ソース コード中のすべての XML ドキュメント コメント(3 つのスラッシュで始まるコメント)を折りたたみます。XML ドキュメント コメントについての詳細は、「XML ドキュメント コメント」を参照。

コードの折りたたみについての詳細は、「コードを折りたたむ」を参照。

両方

[コードを展開]

折りたたまれたコード ブロック(関数、型宣言、プリプロセッサ領域指令、XML ドキュメント コメントなど)を展開します。

[最も近いコード ブロック]

カーソルの位置に最も近い折りたたまれたブロックを展開します。

[すべて]

現在のソース ファイル中の折りたたまれたコード ブロックをすべて展開します。

コードを折りたたむ」を参照。

両方

[リファクタリング]
[名前の変更...] [<シンボル名>を変更(Delphi)]または[シンボルの名前変更(C++)]ダイアログ ボックスが開きます。 C++ では、名前変更のリファクタリングは、Clang ベースのコンパイラでのみ機能します。
両方

[変数の宣言...]

[新規変数の宣言]ダイアログ ボックスが開きます。

[フィールドの宣言...]

[新規フィールドの宣言]ダイアログ ボックスが開きます。

[メソッドの抽出...]

[メソッドの抽出]ダイアログ ボックスが開きます。

[リソース文字列の抽出...]

[リソース文字列の抽出]ダイアログ ボックスが開きます。

[ユニットの検索...]

[ユニットの検索]ダイアログ ボックスが開きます。

[パラメータの変更...]

[パラメータの変更]ダイアログ ボックスが開きます。

[移動...]

[移動]ダイアログ ボックスが開きます。

[インターフェイスの抽出...]

[スーパークラスの抽出](または[インターフェイスの抽出])ダイアログ ボックスが開きます。1 つ以上のクラスかクラス メンバを選択する必要があります。

[スーパークラスの抽出...]

[スーパークラスの抽出](または[インターフェイスの抽出])ダイアログ ボックスが開きます。共通のクラスを持つ 1 つ以上のクラス、または 1 つ以上のクラス メンバを選択する必要があります。

[メンバのプル アップ...]

[メンバのプル アップ]ダイアログ ボックスが開きます。クラス メンバをいくつか選択する必要があります。

[メンバのプッシュ ダウン...]

[メンバのプッシュ ダウン]ダイアログ ボックスが開きます。クラス メンバをいくつか選択する必要があります。

[安全な削除...]

[安全な削除]ダイアログ ボックスが開きます。1 つ以上のクラスかクラス メンバを選択する必要があります。

[変数のインライン化...]

[変数のインライン化]ダイアログ ボックスが開きます。変数を選択する必要があります。

[フィールドの導入...]

[フィールドの導入]ダイアログ ボックスが開きます。完全な式を 1 つだけ選択する必要があります。

[変数の導入...]

[変数の導入]ダイアログ ボックスが開きます。完全な式を 1 つだけ選択する必要があります。

Delphi

[インクルードの追加]

呼び出したシンボルのヘッダーが含まれているかどうかを検査します。 含まれていない場合は、この機能によってファイルの一番上の includes にそれが追加されます。 (C++)

[宣言の作成]

足りないメソッド宣言を作成します。 (C++)

[実装の作成]

足りないメソッド実装を作成します。 (C++)

[使用方法からの作成]

ローカル、クラス、またはグローバル スコープにおいて、クラスを作成したり、列挙型、変数、関数/メソッドを導入したりします。

C++
[検索]

[参照箇所の検索]

[参照箇所の検索]ペインが開きます。

[ローカル参照の検索]

[参照箇所の検索]ペインが開きます。「[ローカル参照箇所の検索]」を参照。

[宣言シンボルの検索]

現在のメソッドまたは型の宣言がコード エディタで強調表示されます。

Delphi
[参照箇所の検索] ドッキング可能なウィンドウが開かれ、カーソルの下のシンボルをプロジェクト全体とプロジェクト グループ内、または現在のユニット内で検索できます。
[ユニット内の参照を検索] ドッキング可能なウィンドウが開かれ、現在のユニットでカーソルの下のシンボルを検索できます。
[シンボルの検索] プロジェクト グループ内または Visual Assist が検索できる場所にあるすべてのシンボルの定義を検索します。 VCL など、アプリケーションが使用するライブラリ全体を検索できます。
C++
[使用箇所を検索...] [使用箇所の検索]ダイアログ ボックスが開かれ、Delphi ソース コード プロジェクト内のクラス、メソッド、変数、オーバーライド メソッド、派生クラス、実装インターフェイスの使用箇所を検索できます。 Delphi
[囲む] 強調表示した要素を、選択したコード テンプレート(論理コード シンボルまたは文)で囲みます。 [囲む]のリストに含まれる要素の多くは、[テンプレート]ウィンドウに表示されるコード テンプレートでもあります。</br>

次のディスクリプタでは、省略符(...)で Delphi 用コード エディタで現在選択されている要素を表します。

begin 選択部分をインデントし、begin ... end; 文を追加します。
(* (* ... *) で囲んで、選択部分をコメント化します。
{ { ... } で囲んで、選択部分をコメント化します。
else 次の文を追加します: else / begin ... end
<code>forb<code>

次を追加します: <code>for I := 0 to List.Count -1 do / begin ... end;.
<code> forin</code> 次を追加します: <code>for MyElem in MyList do begin ... end;</code>
<code>forr</code> 次の文を追加します: <code>for I := List.Count - 1 downto 0 do / begin ... end;</code>
<code> function</code> 次の文を追加します: <code>function MyFunction() : Integer; begin ... end;</code>
<code>ifb</code> 次の文を追加します: <code>if True then begin ... end;</code>
<code>ifeb</code> 次の文を追加します: <code>if True then begin ... end / else / begin ... end;</code>
<code> procedure</code>

次の文を追加します: <code>procedure MyProcedure(); begin ... end;</code>

<code>region</code> 次を追加します: <code>{$REGION} 'MyRegion' ...{$ENDREGION}</code>
<code>repeat</code> 次を追加します: <code>repeat ... until (True);</code>
<code>Surround Windows</code> 次を追加します: <code> {$IFDEF MSWINDOWS} ... {$ENDIF}</code> 「条件付きコンパイル(Delphi)」および「IFDEF 指令(Delphi)」を参照してください。
<code>try</code> 次を追加します: <code>MyClass<ph id="165"><nbsp /></ph>:= TComponent.Create(Self); try ... finally MyClass.Free end;</code>
<code>trye</code> 次を追加します: <code>try ... except on E: Exception do / end;</code>
<code> tryf</code> 次を追加します: <code> try ... finally / end;</code>
<code>whileb</code> 次を追加します: <code>while True do / begin ... end;</code>
Delphi

次のディスクリプタでは、省略符(...)で C++ 用コード エディタで現在選択されている要素を表します。

<code>/*</code> 選択部分をインデントして、コメント文字 <code>/* ... */</code> で囲みます。
<code>for</code> 次を追加します: <code>for (i = 0; i < 10; i++) { ... }</code>
<code>if</code> 次を追加します: <code>if (true) { ... }</code>
<code>ifeb</code> 次を追加します: <code>if (true) { ... } else { }</code>
Surround Windows 次を追加します: <code>if defined(_WIN32_) ... #endif</code>
<code>throw</code> 選択部分を <code>throw ExceptionType;</code> と置き換えます。
<code>try</code> 次を追加します: <code>try { ... } catch (...) { }</code>
<code>tryf</code> 次を追加します: <code>try { ... } _finally { ... }</code>
<code> whileb</code> 次を追加します: <code>while (1) { ... }</code>
C++
[プロトタイプ同期] プロシージャと関数のプロトタイプのインターフェイスと実装コピーを同期します。詳細については、「プロトタイプの同期」を参照してください。 両方
[ソースの整形] 編集された Delphi ソース ファイルや C/C++ ソース ファイルを整形します。整形オプションを設定するには、[オプション]ダイアログ ボックス([ツール|オプション...])の[フォーマッタ オプション]ページを使用します。ここでは、コードの整形に使用するインデント、スペース、改行、大文字表記、整列のパラメータを定義します。 「ソース コードを整形する」を参照。 両方
[リポジトリに追加...] [リポジトリに追加]ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスでは、フォームやテンプレートを IDE の[新規作成]ダイアログ ボックスに追加できます。 両方
[メッセージの表示] [メッセージ]ビューの表示を切り替えます。 両方
読み取り専用 コード エディタの読み取り専用モードを切り替えます。 このオプションが有効な場合、キーボード入力は無視されます。 両方
エディタ設定オプション エディタ オプション ウィンドウを開きます。 両方

関連トピック

関連項目