10.3 Rio - リリース 3

提供: RAD Studio
移動先: 案内検索

RAD Studio 10.3 Rio 更新リリースが利用可能になりました(2019/11/21 リリース)。

RAD Studio 10.3 Rio - リリース 3(10.3.3)がインストール可能になっています。 10.3.3 は、10.3、10.3.1 および 10.3.2 の機能セットの上に製品全般にわたって新機能を追加することで構築されています。 Update Subscription の有効なユーザーは、Delphi 10.3.3、C++Builder 10.3.3、RAD Studio 10.3.3 をダウンロードして利用することができます。

10.3 Rio(2018年11月22日)、10.3 Rio - リリース 1(2019年2月14日)、または、10.3 Rio - リリース 2(2019年7月18日)をすでにインストールしている場合には、10.3 Rio - リリース 3 をインストールするには、それらを完全にアンインストールしたのち、インストールする必要があります。 アンインストール プロセスの過程で、設定の保持についてオプションが表示されます。 または別途、設定移行ツールで設定を保存することもできます。

10.3 Rio - リリース 3 では、次の新機能追加、機能強化、および品質向上が行われています:

10.3.3 の新機能

Delphi Android 64 ビットのサポート

Delphi に対する Android 64 ビット アプリケーション サポートが 10.3.3 で新たに追加されました。 Google Play Store に登録可能な Android 64 ビット アプリケーションをビルドし、Android アプリケーション バンドル サポートを提供します。 Delphi 10.3.3 で、Android ユーザーの大きな顧客層に公開することができます。

  • Android 64 ビット プラットフォーム用の新しい Delphi コンパイラは、LLVM コンパイラ インフラストラクチャをベースとしています。 このコンパイラは、その他すべての Delphi モバイル プラットフォーム コンパイラ(iOS 32 ビットおよび 64 ビット、および Android 32 ビット)と同様、ARC メモリ モデルに対するサポートを備えています。
  • 拡張可能な RTL サポート。コア ファイル システム アクセス、プラットフォーム インテグレーション、メモリおよびスレッド管理だけでなく、HTTP および REST クライアント ライブラリ、並列プログラム ライブラリなども含んでいます。
  • 以前は Android 32 ビット プラットフォームで利用可能だった FireMonkey ライブラリおよびすべての FireMonkey コントロールを完全サポート。
  • データベース RTL および FireDAC クライアント アクセス ライブラリのサポート。以前は Android 32 ビット プラットフォームで利用可能だったのと同じデータベースをサポートします。
  • Android プラットフォームに対する FMX サポートの向上。64 ビットおよび 32 ビット両方のアプリケーションにて。
  • Delphi Android 64 ビットの InterBase サポート。 組み込み InterBase(IBLite および IBToGo)で、Android 64 ビットが対象となります。

iOS 13 および macOS Catalina(Delphi)のサポート

10.3.3 の新機能に、iOS 13 App Store(Delphi および C++Builder 用)および macOS Catalina(Delphi のみ)をターゲットとしたサポートがあります。 App Store に登録可能な iOS 13 モバイル アプリケーションをビルドし、ダーク テーマ サポートを提供します。 64 ビット macOS Catalina Delphi アプリケーションで macOS App Store をターゲットとし、公証サポートを提供します。

RAD サーバー ドッカー の配置

すぐ利用できる Docker イメージ: 10.3.3 では、Linux 上での RAD サーバー用ビルド済み Docker イメージを提供しており、これは Docker Hub をホストとします。 これにより、Docker の運用環境への RAD サーバーのデプロイメントが、劇的に簡略化されます。

Enterprise Edition および Architect Edition におけるエンタープライズ コネクタ

同梱されているのは、エンタープライズ コネクタの 1 年サブスクリプション ライセンスです。 エンタープライズ コネクタ(CData による)は、どんなアプリケーションへの接続もデータベースへの接続と同じくらいに簡単になります。 Enterprise Edition および Architect Edition に同梱されている 70 以上のソース($999 相当)を活用してください(サブスクリプションで顧客も利用可能です)。

  • FireDAC エンタープライズ コネクタを利用して、データを簡単に移動、統合、分析します。 これらの類のないコンポーネントにより、70 を超えるエンタープライズ アプリケーションを統合し、標準モデルへの接続を SQL を利用して簡素化することができます。
  • 次の製品用のコンポーネントが含まれます: QuickBooks Desktop、MailChimp、Salesforce、YouTube、SugarCRM、Jira、SurveyMonkey、Amazon DynamoDB、Couchbase、PayPal、eBay、Google Sheets、Facebook、Twitter、Slack、Dropbox など。

現在の Enterprise または Architect のサブスクリプションをお持ちのお客様は、こちらよりエンタープライズ コネクタ キーを請求してください。

主な修正と強化機能

  • アプリケーション テザリング: 安定性とシステム エラー メッセージの処理の改善と製品サンプルの強化
  • C++
    • STL、RTL、コンパイラ、特に Windows 64 ビットにおける多くの品質における修正
  • IDE
    • IDE フォントおよびフォント サイズの設定のサポート。 10.3 より前の機能の、より新しい、より良いバージョンを復活させることで、プロジェクト ビュー、オブジェクト インスペクタ、構造ペインなどのドッキング可能ウィンドウを含む、IDE のメイン ウィンドウのフォントおよびフォント サイズは、レジストリ編集で定義できるようになりました。
    • エディタ タブは、タブ上に点を描画して、変更ステータスを示すようになりました
    • ウェルカム ページの強化: FMX の既存のアプリケーションと同様、新しい VCL アプリケーションの作成にもショートカットがあります。レイアウトも改善され、新しいアイコンも追加されました
    • IDE のサイズ変更、最小化と最大化、およびタイトル バー コントロールに関していくつか修正されました
    • 視覚的な修正を含め、エディター タブに関して多くの修正が行われました。タブを右クリックすると、コンテキスト メニューに項目が表示されます(例えば右下隅の表示タブの場合、[コードとデザイン])。表示タブのバーは、1 つしかタブがない場合には非表示となり、つまり、複数のビュー間で切り替えができない場合には表示されません
    • デバッグ インスペクタやコード補完ウィンドウを含め、IDE スタイルについて多くの修正が行われました コード補完ウィンドウでは、IDE のテーマ色ではなく、選択項目を含め、エディタ構文を強調表示するための色が常に使用されるようになりました。また、視覚的な不具合もいくつか解決されています。
  • Delphi コンパイラとランタイム ライブラリ
    • コンパイラが多様なプラットフォームに対して修正されました(特に Windows および macOS)
    • macOS 64 ビット RTTI 関連の複数の強化
    • RTL パフォーマンスについての汎用的な強化(TObject.CleanupInstance を含む)
  • iOS
    • 編集、仮想キーボード、および IME for iOS 13 に対するサポートの強化
    • プッシュ通知の強化
  • Android
    • Android 10 に対するサポート。スプラッシュ画面に対する特定の改善も含みます
    • カメラ コンポーネントおよびそれに関連するアクションに対する修正
  • macOS
    • macOS 64 ビット Delphi アプリケーションの公証サポートにおける強化
  • FireDAC とデータベース
    • マスタ/詳細および BLOB 管理における強化
    • PostgreSQL の FireDAC ドライバに対する強化(複数の修正を伴う)、また SQLite、DB2、Oracle についても同様
    • データベース ライブラリ(ADO、ClientDataSet 、DBX を含む)のための選択修正
  • Web クライアント
    • HTTP クライアント ライブラリの強化(接続タイムアウトのサポート)
  • デバッガ
    • 数多くの品質強化。特に Win64 上の Delphi での const 文字列のデバッグの問題を含む
    • C++ に対する膨大な数の強化。VCL クラスのフィールドのデバッグの問題に加え、多くのエリアについて生成されるデバッグ情報の強化により、変数およびパラメータについてより正確なデバッグが可能になりました

本リリースには、180 を超えるユーザーからレポートされた問題についての品質改善が含まれています。 機能と品質改善された項目の全リストについては、こちらをクリックしてください。

10.3 Rio - リリース 3 にはまた、次の 10.3.2 Rio パッチおよびホットフィックスが含まれています:

インストール

RAD Studio Rio 10.3 - リリース 3 は、インストーラ(機能インストーラ)や ISO(オフライン インストーラ)の形式で、登録ユーザー Web サイトから入手可能です。

このインストーラは、次の登録ユーザー ダウンロード ページから、ダウンロードすることができます:

既存のインストール設定を保持するには、10.3 Rio - リリース 3 を、10.3 Rio インストール時に使用したものと同じインストーラ(オフライン インストーラまたは機能インストーラ)を使用してインストールすることをお勧めします。 どのインストーラを使用したか判別するには、IDE が[プラットフォームの管理]オプションが[ツール]メニューの下に表示されているかどうかを確認してください。 メニュー項目が有効であれば、機能インストーラ を使用してインストールしたことを意味します。


関連項目