UML 2.0 サンプル プロジェクト(Behavior パッケージ)
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Behavior パッケージには次のダイアグラムが含まれます。
- アクティビティ図
- ステートマシン図
- ユースケース図
- 相互作用図
目次
アクティビティ図
アクティビティ図は、次の 3 つのダイアグラムで表現されています。
- Data Activity
- Final Nodes
- Process Order
Data Activity ダイアグラム
Data Activity ダイアグラムでは、アクションおよびピンを使ったオブジェクト フローと、セントラル バッファの使い方を示しています。
Final Nodes ダイアグラム
Final Nodes ダイアグラムでは、複数の制御フローや終端ブロックを使用して、アプリケーションのビルド プロセスを表現しています。このプロセスの中で、アプリケーション コンポーネントが組み立てられます。ビルドが必要なコンポーネントがなくなると、ビルド フローは終了しますが("Flow Final" ノード)、インストール フローの処理は続行します。すべてのコンポーネントのビルドとインストールが済むと、Deliver Application
アクションが実行され、アクティビティ全体が終了します("Activity Final" ノード)。
Process Order ダイアグラム
Process Order ダイアグラムでは、さまざまなアクションの相互作用を制御フローで表す方法、情報の転送をオブジェクト フローで表す方法、シグナルの送受信要素の使い方を示しています。
ステートマシン図
ステートマシン図は、次の 2 つのダイアグラムで表現されています。
- Course Attempt
- Submachine State
Course Attempt ダイアグラム
Course Attempt ダイアグラムでは、サブ状態と領域の使い方を示しています。状態は同じ種類の子を持つことができないため、ネストしたサブ状態は領域に挿入されます。
Submachine State ダイアグラム
Submachine State ダイアグラムでは、状態から別のダイアグラムを参照する方法を示しています。このダイアグラムでは、ReadAmountSM
が 1 つのダイアグラム全体を表す独立した状態に、ReadAmount:ReadAmountSM
が ReadAmountSM
の振る舞いを実装した状態になっています。どちらの状態もハイパーリンクされています。
ユースケース図
ユースケース図は Main Use Cases ダイアグラムで表されています。このダイアグラムでは、サブジェクトとステレオタイプ リンクの使い方を示しています。
相互作用図
相互作用図では、ライフラインで表されるオブジェクトの間の相互作用をメッセージを使って示します。各ライフラインは、クラスをインスタンス化したものか、パートを表します。相互作用は 2 種類の方法(シーケンス図とコミュニケーション図)で表示できます。サンプルの相互作用の ShowAlbumsDialog は、ShowAlbumsDialog ダイアグラム(シーケンス図)と cd_ShowAlbumsDialog ダイアグラム(コミュニケーション図)で表されています。