External Translation Manager を設定する
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開発者自身または翻訳者の手元に RAD Studio IDE がない場合は、スタンドアロンの External Translation Manager(ETM) を使用してアプリケーションをローカライズできます。
External Translation Manager をスタンドアロン アプリケーションとして使用するには、お使いのコンピュータに External Translation Manager のファイルをコピーし、必要な *.bpl
ファイルを External Translation Manager に登録する必要があります。
External Translation Manager をインストールする
- External Translation Manager(ETM) ファイルのディレクトリ(
C:\ETM
など)を作成します。
- 作成したディレクトリに、RAD Studio IDE がインストールされているコンピュータ(開発者のコンピュータ)から以下の External Translation Manager ファイルをコピーします。
C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\21.0\Bin
ディレクトリから、以下の必須ファイルをコピーします。
style="list-style: none; display: inline"
etm.exe - メイン External Translation Manager 実行ファイル designide270.bpl dfm270.bpl itecore270.bpl rc270.bpl vclide270.bpl
- さらに、以下のオプション ファイルもコピーします。
- 適切なプラットフォーム固有のディレクトリ(64 ビット Windows では
C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\21.0\Bin64
など)から、以下の必須ファイルをコピーします。 - さらに、以下のオプション ファイルもコピーします。
style="list-style: none; display: inline"
dcl31w270.bpl dclact270.bpl dclado270.bpl dclbcbsmp270.bpl dclbde270.bpl dclDataSnapIndy10ServerTransport270.bpl dclDataSnapProviderClient270.bpl dclDataSnapServer270.bpl dcldb270.bpl dcldbx270.bpl dcldbxcds270.bpl dclib270.bpl dclIe270.bpl dclIndyCore270.bpl dclIndyProtocols270.bpl dclmcn270.bpl dclmid270.bpl dclnet270.bpl dclribbon270.bpl dclsmp270.bpl dclstd270.bpl dclTee8270.bpl dcltouch270.bpl dclwbm270.bpl
style="list-style: none; display: inline"
rtl270.bpl vcl270.bpl vclactnband270.bpl vclimg270.bpl vclx270.bpl xmlrtl270.bpl
style="list-style: none; display: inline"
*270.bpl
- External Translation Manager(ETM) を実行します。 Windows エクスプローラで
etm.exe
をダブルクリックします。 または、コマンド ラインで「etm
」と入力します。 - ETM で [ツール|オプション...|パッケージ] を選択します。
- [追加]ボタンをクリックして、[開く]ダイアログ ボックスを表示します。
- External Translation Manager のファイルが格納されているディレクトリ(たとえば
C:\ETM
)に移動します。 ファイルの種類フィルタが[設計時パッケージ (dcl*.bpl)]
に設定されていることを確認します。 - ディレクトリにあるすべての設計時パッケージ(dcl*.bpl ファイル)を選択し、[OK]をクリックします。 設計時パッケージが登録され、これで External Translation Manager を使用できるようになります。
プロジェクトを翻訳対象にセットアップする
- プロジェクトで[リソース DLL ウィザード]を実行して、ローカライズで扱う言語ごとにリソース DLL プロジェクトを生成します。リソース DLL プロジェクトごとに生成されたファイルは、その言語にちなんだ名前のディレクトリに保存されます。たとえば、C:\MyProjects に保存されているプロジェクト グループの場合、アフリカーンス語翻訳のルート ディレクトリは C:\MyProjects\AFK になります。
- 翻訳対象プロジェクトの翻訳キット(ZIP で圧縮したもの)を入手または用意し、そのキットをプロジェクトの翻訳担当者に渡します。キットの内容は以下のとおりです。
- 各翻訳対象言語のリソース DLL
- External Translation Manager プロジェクトで
[ファイル|プロジェクトの別名保存...]
を使って生成された .dproj プロジェクト ファイル - スタンドアロンのトランスレーション リポジトリ ファイル(
*.tmx
)
- 翻訳担当者は、自分のシステム上のディレクトリを選び、そこに翻訳キットを解凍しなければなりません。