Embarcadero License Center 5.5の設定
概要
管理者様向けに Enterprise License Center(以下、ELC)の設定方法を説明いたします。
ELC 5.5 の新機能は、こちら を参照ください。
Windows版の設定手順
ELC 5.5 のダウンロード
ELC のインストーラーは、Quick Start のWebサイトからダウンロードしてください。
ELC 5.5 Windows版のサポートプラットフォーム
- Windows Server 2003 (32bit/64bit)
- Windows Server 2008 (32bit/64bit)
- Windows Server 2008 R2 (64bit)
- Windows Server 2012 /R2 (64bit)
- Windows Server 2016 (64bit)
- Windows Server 2019 (64bit)
- Windows Server 2022 (64bit)
- Windows 7 (32bit/64bit)
- Windows 8 / 8.1 (32bit/64bit)
- Windows 10 (32bit/64bit)
- Windows 11 (32bit/64bit)
ELC 5.5 のインストール
ELC のインストーラーには、Java 17 が同梱されています。
インストールを開始するには、”Install” ボタンを押してください。
ライセンスのホスト設定
ELC のインストールが完了した後、自動的に ELC の管理コンソールが起動します。
ELC4.x のバージョンをご利用の方は、ライセンスホストの設定手順が異なりますので、ご注意ください。
従来の手動によるライセンスホストの設定手順については、 「Enterprise License Center 4.2の設定」ドキュメントの「ライセンスのホスト設定」を参照してください。
ログイン
ライセンスのホスト設定を行うためには、管理者としてログインする必要があります。
管理者アカウントの初期設定は、以下の通りです。
- UserName = admin
- パスワード = admin
管理者アカウントでログインすると、セットアップウィザードが表示されます。
ELCで用意されている組み込みのアカウントの種類は、こちらを参照ください。
Welcome画面
“Welcome to AppWave ELC” の内容を確認したら、画面下の ”Next” を押してください。
プロファイルの選択
ライセンスサーバーの実行モードを選択します。
最初にライセンスサーバーを構築する場合は、必ず ”Master Server” を選択してください。
“Backup Server” は、マスターサーバーへの接続に失敗した場合のエンドユーザーへのフェイルオーバーサポートを提供します。
ここでは、”Master Server” を選択し、画面下の ”Next” を押してください。
ライセンスのホスティング
この画面からライセンスのホスティングを行うためには、 ”login Name”、”Password”、”Certificate Number” の入力が必要です。
入力に必要な情報は、弊社から e-mail にて送付している Embarcadero ライセンス証明書をご覧ください。
Embarcadero ライセンス証明書には、
- ログイン名 ①
- パスワード ②
- 発行されたライセンス証明書番号 ③
が記載されています。
※入力に必要な項目は、それぞれの番号に対応しています。
次にホストサーバーに関する情報です。
- “Master host name” は、[システム] プロパティのコンピュータ名から自動的に取得しているため、ここでは入力する必要はありません。
- “Master host address” の入力は任意です。
Master host name を検索し、IPアドレスが取得できない場合に、 Master host address に IPアドレスを指定しておくと、 検索順序が Master host name よりも優先されます。
クライアントPCから ELC を検索する順序は、 Master host address => Master host name です。
最後にバックアップサーバーに関する情報です。
“Backup host name” にホスト名を入力すると、 バックアップサーバーが有効になります。
但し、バックアップサーバーのポート番号は変更できません (マスターサーバーで入力した同じポート番号が使用されます)。
また、バックアップサーバーを立てるには、 マスターサーバーとは別の PC を用意し、 ELC モジュールのインストールが必要です。
特に冗長な構成が必要な場合を除いて、 バックアップサーバーの設定は不要です。
バックアップサーバーが不要な場合は、 そのまま何も入力しないでください。
必要な情報を入力したら、 ”Host Licenses” ボタンを押してください。
正常にライセンスのホスティングが完了すると、 以下の画面のように ”Hosting was performed successfully” と表示され、 取得したライセンス情報 (製品名とライセンス証書番号) が表示されます。
(下記の画面は、Delphi XE5 Enterprise の例)
複数のライセンス証書番号をお持ちの場合は、 この画面から続けて行うことができます。
ライセンスのホスティングが完了したら、 画面下の ”Next” ボタンを押してください。
ユーザーとグループ
ELC 5.3 では、 任意ユーザーとグループを LDAP 経由でインポートしたり、 手動で登録することが可能です。
これらの設定は後から行うことができるため、 ここでは、ユーザーとグループは何も設定せず、 画面下の ”Next” ボタンを押してください。
”Next” ボタンを押すと、 以下のようなメッセージが表示されます。
このメッセージは、ネットワーク Named ライセンスに対する警告です。
但し、コンカレントライセンスをご利用の場合は、 特にユーザーを登録する必要がないため、 “Yes” ボタンを押してください。
通知の設定
ELC 5.3 では、 ライセンスの有効期限が切れている、 あるいは切れそうな場合に、 管理者へ電子メールで通知する機能が提供されています。
ここでは、何も設定せず、 ”Next” ボタンを押してください。
ユーザーの招待
ここでは、そのまま ”Next” ボタンを押してください。
セットアップウィザードの完了
以上で、ライセンスのホスト設定は完了です。
最後に ”Finish” ボタンを押してください。
クライアントへのライセンス配布
Windows エクスプローラーを起動し、 <ELC_Install>/conf ディレクトリを参照してください。
そして、 embarcadero_xxxxx.zip という名前のファイルを どこかテンポラリフォルダへコピーしてから解凍してください。
例えば、ELC 5.52 の <ELC_Install> のデフォルトは、
- Windows 32ビット版の ELC の場合
- C:\Program Files (x86)\Embarcadero\ELC5.52\LicenseCenter
- Windows 64ビット版の ELC の場合
- C:\Program Files\Embarcadero\ELC5.52\LicenseCenter
となります。
zip ファイルには、 以下の 2つのファイルが含まれています。
- concurrent_xxxxx.slip または named_xxxxx.slip
- server_xxxxx.slip
上記のファイルのうち、 concurrent_xxxxx.slip または named_xxxxx.slip を、 使用する製品の license ディレクトリへコピーします。
ER/Studio
- <Default Install Directory>/license
Delphi、C++Builder、RAD Studio
- <Default Install Directory>/license
.slip ファイルは、 利用するクライアントマシン分、 所定のフォルダへ必ずコピーしてください。
クライアントの起動
クライアント(製品)を起動した際、 コピーしたライセンスファイル(.slip)が有効、 かつライセンスサーバーへアクセスし、 ライセンスの利用が許可されれば、 その製品を起動することができます。
利用可能な製品のネットワークライセンスは、 ライセンスマネージャで確認できます。
以下の画面は、 ER/Studio 9.6 のライセンスマネージャの例です。